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佐藤浩市刑事、殺人犯の妹・志田未来を守る

 俳優の佐藤浩市(46)が、殺人事件の被疑者家族の保護を描く映画「誰も守ってくれない」に主演することが25日、分かった。社会的バッシングを受けた被疑者の妹と逃避行する刑事を演じる。妹役は女優の志田未来(14)。ヒット作「踊る大捜査線」シリーズを手掛けた君塚良一監督(49)が構想に10年をかけた作品で「社会派エンターテインメントを目指す」と意気込んでいる。来秋公開。

 「踊る―」チームが被疑者家族の保護という異例のテーマに挑戦する。




 未成年の兄が連続殺人容疑で逮捕されたことで、被疑者の妹・沙織の生活は一変。刑事は世間の中傷やマスコミの追及を受ける沙織の保護を命じられる。沙織と同い年の娘を持つ刑事もまた、仕事に没頭して家庭崩壊寸前。2人は次第に心を通わせていく。

 演じるのは佐藤浩市と志田未来。「佐藤さんは我慢する男を演じられる唯一無二の俳優。彼をイメージして台本を書いた」と君塚監督。一方の志田は日テレ系ドラマ「14才の母」(06年)で注目しており「鋭い感性で芝居をする」と期待を寄せている。

 「踊る大捜査線 THE MOVIE2」(03年公開)で実写邦画1位の興行収入173・5億円を記録した君塚監督は、同シリーズで警察取材を進めるうちに被疑者家族の保護に関心を持ったという。ドラマがスタートした97年から構想し、台本は10回以上書き直した。「未成年の犯罪、家族のきずなの崩壊、誰彼なしに糾弾するマスコミ、暴走するネット社会。社会の現実をドキュメンタリータッチでリアルに描いていきます」

 制作するフジテレビの亀山千広氏(51)は「刑事の仕事のメーンではない部分、新聞記事にならない真実を真っ正面から描きたい」。殺し屋と少女の心の交流を描いた映画「レオン」(94年公開、リュック・ベッソン監督)をイメージしているという。来年1月初旬にクランクインする。

 ◆柳葉らが出演豪華な共演者 映画「容疑者 室井慎次」(05年公開)など「踊る―」シリーズに登場した柳葉敏郎(46)が今作に出演。刑事と少女は最後に海辺のペンションへとたどり着くが、そのペンションを営む夫婦を石田ゆり子(38)と演じる。ほかに新聞記者役の佐々木蔵之介(39)など、豪華共演者が予定されている。

(2007年11月26日06時01分 スポーツ報知

by ododa | 2007-11-26 06:00 | 其他

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